人材不足、人材育成、人材派遣など、人材という2文字はあらゆる言葉と組み合わされて使われています。
入社3年目に転職を考える人が多い・採用してもすぐに辞めてしまう・社員の入れ替わりが激しいなど、昨今はまさに人材が定着しない時代と言えるでしょう。
昔は「一生この会社に骨をうずめるつもりで働く」というスタンスが主流の時代もありましたが、今は転職が当たり前の時代になっています。
そこで今回は、企業の経営者とサラリーマンの2つの立場から「人材」という2文字について、掘り下げていくことにしましょう!
人材が定着しない時代到来!

1つの会社に定着せずに、転職をするのが当たり前の世の中になりました。
2017年の9月時点の有効求人倍率は1.52倍となり、近年労働力の確保に難しさを感じている経営者も多いです。
新しい人材を確保するのが難しい時代であり、入社した社員を定着させることも簡単ではない時代となっています。
企業の経営者や管理者サイドからは、このような声が聞こえてきます。
- 「早く一人前になって欲しい」との想いで新入社員に厳しく教えていたけれども、それが若者には理解されずに、入社後1ヶ月で退職の申し出をされた。
- 少しうまく行かないことがあると、仕事を辞めたいと言い出されてしまう。
- すぐに辞めるのではないかと、ヒヤヒヤする。
このように転職が当たり前の時代になってきたからこそ、なかなか人材が定着しなかったり、一人前になる前に辞められてしまうという状況が出来上がってしまうのです。
会社を大きくするためには、社員1人1人のスキルアップや優秀な人材の育成、新たな人材の確保が欠かせません。
人材が定着しない時代が訪れたからこそ、会社として管理者として、どのように人材育成&人材確保に取り組んでいくのかは、とても大きな課題となっています。
アクションを起こそう!人材確保に悩む企業に捧ぐ3か条

日本の学生は、安定を求める傾向にあるため、大企業への就職を希望する学生が多い傾向にあります。
人口知能の導入により大規模なリストラが予定されているメガバンクが人気企業であるのも、不思議な日本の就職活動の傾向と言えるでしょう。
そこで、人材確保&人材の定着に困っているのが、中小企業です。
後継者不足はもちろん、深刻な人材不足によって廃業という選択肢を選ばざるを得ない企業もあるのです。
一方で、中小企業でありながら「ぜひ、ここで働きたい!」と求職者が訪れるところもあります。
その大きな違いは、企業が人材確保のためにアクションを起こしているかどうかです。
さて、より良い人材を確保するためには、採用側はどのようなアクションを起こしていくべきなのでしょうか?
アクション1.とにかく発信をする

「ここで働きたい」という人を待っているだけでは、いつまでたっても良い人材は集まりません。
とにかく情報を発信して、求職者に気が付いてもらうこと、会社のことを知ってもらうことがポイントになります。
ここ数年の間で、あっという間に個人が自由に情報発信をするのが、当たり前の世の中になってきましたよね。
さまざまSNSツールを利用して、情報収集・情報公開が頻繁におこなわれる時代となりました。
反対に情報発信をしていない会社は、求職者に注目されにくくなってしまうため、人材確保に悩んでしまうという流れが出来上がっているようにも感じます。
フェイスブック、インスタグラム、ブログ、ツイッターなどのSNSツールでで、とにかく前向きな発信を定期的にしていくことが、人材確保に良い影響を与えるはずです。
アクション2.明確なビジョンを提示する

「この会社に入ったら、どのようなことができるのだろう」「社長はどんな考えを持っているのか?」と、求職者は気になっているはずです。
そこで、会社としての方向性や経営者が描くビジョンは、分かりやすい言葉で提示していた方が、働く側の人もイメージがしやすいでしょう。
例えば「うちの会社は○年後に○○事業を開始するのが目標」「子育てと仕事の両立を応援している。産休・育休は推奨!」など、言い切っておくことで、求職者もイメージがしやすくなるのです。
アクション3.経営陣も人材確保と育成に積極的に参加する

「うちの採用は、信頼できる人事担当に任せているから」という企業は、採用に失敗するリスクが高まります。
経営者としての仕事がたくさんあるでしょうが、採用に失敗したくないのなら、経営者自身が積極的に採用に参加していくことが大切です。
また、人材育成にも社員と一緒に参加をして、会社全体で育てていくという気持ちがとても大切です。
よい人材を確保したいのなら、採用する側も本気で育てる覚悟を示しましょう。
「うちの会社に入ったら、俺が立派に育て上げてやる!」と社長から言われれば、求職者の心にドカンと響くときもあるでしょう。
ぜひ、意識してみてはいかがでしょうか。
経営者&管理職必見!人材育成を成功させるためのポイント

経営者や管理職の人の永遠のテーマと言っていいほど「人材育成」は非常に難しいものです。
1人1人のスキル・性格・仕事に対するモチベーションなど、あらゆることが違う中で、すべての社員を優秀な人材に育て上げるのは、並大抵のことではないでしょう。
そこでこちらでは、人材育成を成功させるためのポイントをご紹介していきます。
ポイント1.部下と目標を共有する

人材育成を成功させるための1つ目のポイントは「部下と目標を共有すること」です。
ただ何となく毎日を過ごして、目の前の業務をこなしていくだけでは、社員は育ちません。
「家を建てたい」「家族と仲良く過ごしたい」など、1人1人に人生の目標があるように、仕事をしていく上でも、目標を立てていくこと大切です。
目の前の業務をただこなすだけの毎日を過ごしていると、業務が落ち着いた時に一気にむなしさが込み上げてきて「いったい僕は、何をしているのだろう?」と感じてしまうことがあるでしょう。
そこで、経営者や管理者は、部下に目標を立てさせること。
そして、共有をして目標に向かって、一緒に取り組んでいくことが大切です。
具体的な取り組み方としては、半期ごとに部下とカウンセリングの時間を設けて、目標設定と目標に対する実績を確認する作業をしていきます。
上司として部下の目標を確認することで、目標達成のためのサポートがしやすくなりますし、何より部内・社内での管理がしやすくなります。
「俺の背中を見て、何かを感じ取れ」と上司が部下に伝える時代は、もう古い!
目標を共有しながら、社員がどのようなことを考えて、それに向かってどのような行動をとっているのかを把握していきましょう。
ポイント2.押し付けない!1人1人の性格に合わせた育成を心掛ける

100人いれば、100通りの教え方があり、人材の育て方があることを忘れてはなりません。
人材育成を成功させるためには、1人1人の性格やスキルに合わせた育成をしていく必要があります。
例えば、このような感じです。
「○○はコミュニケーション能力に長けているから、お得意先に同行させて、どのようなやりとりをしているのか見せよう」
「○○は書類作成が的確で、早い!だから、新しいプロジェクトの資料作成を任せてみよう」などです。
社員が育つためには、どんなことでも良いので「成功体験」をさせてあげることが重要です。
上司から色んな仕事を任されるようになったり、自分では気が付かなかったスキルや得意分野を教えてもらうことで、自信につながっていくのです。
怒られて学ぶこともたくさんありますが、仕事を通して自信につながり、それが成長へとつながっていくケースもたくさんあります。
経営者や管理者は仕事だけではなく、日常での生活面を通して、1人1人の性格やスキルを十分に把握した上で、細かなサポートをしていく必要があります。
ポイント3.人材は宝物だという気持ち

人材育成を成功させるポイントの3つ目は「人材は宝物だ」という気持ちを大切にすることです。
昨今は、深刻な人材不足です。
会社が求職者を選ぶ時代から、求職者が会社を選りすぐる時代となりました。
それによって、企業は「いかに新卒者の心を掴むのか」「魅力的な会社だと思ってもらうのか」というのが、大きなテーマとなってきたのです。
経営者や管理者として人材育成をしていくと、覚えの悪い社員やあまり素行の良くない部下に、冷たく当たってしまうこともあるでしょう。
しかしながら、人材は宝物だということを、くれぐれも忘れないようにして下さい。
人材を手放すのはとても簡単ですが、人材を確保するのはとても難しい時代です。
人材育成を成功させて、より良い会社作りをしていきましょう。
人材を定着させるために、会社がすべきこと

経営者や管理者に仕事の悩みを聞くと、必ず上がってくるのが「人材が定着しない」という悩みです。
「新入社員が入っても、すぐに辞めていく」「入社して3年経つと、一斉に転職を考え始める」という社員が多く、人材が定着しないと困っている人も多いのです。
人材育成をする立場の人達は、部下を信じ切ってはいけません。
働きながらでも新しい職を探すことはできますし、現在の会社に満足しているとは限らないのです。
そこで、人材を定着させるために会社としてすべきことを、まとめてみました。
ぜひ、参考にしてくださいね。
1.入社前と入社後のギャップを少なくする

新入社員が入社半年以内に辞めてしまった場合は、入社後のギャップが関係している場合が高いです。
実際に、このような声が聞こえてきます。
- 入社説明会でいいことばかりを言われたので、希望に胸が膨らんだが、実際入社してみると全然違った。
- 自分の希望していた部署に配属されなかった。
- 社内の雰囲気が良好とホームページに記載されていたが、実際はそうでもなかった。
- 入社前のイメージが良すぎて、一気に現実を見た気がした。
入社前に行われる求職者向けの入社説明会、良いイメージを抱きながら入社してしまうと、理想と現実の壁にぶち当たってしまう人も少なくありません。
思い描いた通りに進んで行かないのが人生ではありますが、学校を卒業したばかりの子達には刺激が強すぎることもあるのでしょう。
入社前と入社後のギャップを少なくすることが、人材を定着させるポイントの1つです。
そのために、最近は入社前におこなうアクティビティに力を入れる企業が増えてきました。
<入社前におこなうアクティビティの参考例>
- 入社前に、1カ月に1度現役社員との飲み会を開催
- 入社前に、実際にアルバイトとして働く
- 入社試験の1つに、体験入社日を設ける
- 入社前に、入社予定社員と現役社員、もちろん社長も含めて運動会を開く
- 1人の新入社員につき、現役社員1人が入社まで手厚いサポートをする
どの企業も新入社員の扱い方には慎重になっているようですし、人材定着のために試行錯誤しているのです。
2.丁寧なフォローが大事

「俺は先輩が何も教えてくれなかったから、見よう見まねで覚えたんだ」「自分で質問しない限り、何一つ教えてもらえなかったぞ」という人もいます。
確かに、そのような時代もあったかもしれません。
けれども、背中を見て覚えていけという教え方は、現代の新人教育の方法とは少し違うのではないかと感じる人も少なくないでしょう。
今の世の中で、人材を定着させたいのなら、手厚く&丁寧なフォローをしていくべきです。
新入社員があなたに何も聞いてこないからといって、野放しにしておくのではなく、小まめにコミュニケーションを図りながら、サポートしてあげることが大切なのです。
<丁寧なフォローの参考例>
- 1日の終わりに、反省点や疑問点はないかと聞いてあげる
- 仕事の進捗具合を聞く
- ランチや飲み会など、業務以外の時間を共有する
- 質問をされたらつき返さないで、できるだけ直ぐに応じる
- 進めやすいように、アドバイスをしてあげる
自分の業務をこなしながら、誰かのフォローやサポートをするのは、簡単なことではありません。
けれども、人に教えるためには自分も勉強が必要となり、人を育てることが自身の成長にもつながっていくことを忘れないようにしましょう。
新入社員が質問をしやすく、お互いがフォローしやすい職場が作られていれば、自然と人材も定着していくはずです。
3.厳しさと優しさの絶妙なバランス

先輩社員の厳しさを愛情だと感じとれることができる新入社員は、いったいどれくらいいるでしょうか?
あくまでも予想ですが、それほどいないはずです。
ハッキリと申し上げて、分からない人に教えることほど、面倒なことはありません。
けれども、その手間を惜しまずに先輩社員が後輩に教えているのに関わらず、中には「先輩がイチイチうるさい」「怒られてばっかり」と愛情を裏返しに感じてしまう人も少なくないのです。
先輩からガミガミ叱られるのが嫌で、会社を辞めたくなったという新入社員もいるので、人材定着のためには「厳しさ」と「優しさ」の絶妙なバランスが大切になります。
業務上のミスはもちろん怒るべきですが、本人が反省をしてきちんと取り組んでいる姿が見られたのであれば、優しさを持って褒めてあげましょう。
4.仕事以外で社員が一緒に過ごす時間を作る

会社は組織であり、1人1人の力だけではなく、社員同士や社員と経営者が手を取り合って日々の業務をこなしています。
例えば大きなミスをしてしまって、取り返しのつかないトラブルを発生させてしまっても、周りの社員が手を貸してくれて、一緒になって頑張ってくれたら踏ん張ってみようと思うはずです。
仕事は1人で進めるものではありませんし、人材が定着しやすい会社は、社内のコミュニケーションがしっかり図れているという傾向にあります。
そこで人材定着のために、仕事以外で社員が一緒に過ごす時間を作るように、努力しましょう。
参考例は、こちらです。
- ランチ外食に定期的に出向く
- 月に1度、お弁当開きの日を作る
- 定例会議の場所を会議室から、カフェにする
- 社員の家族も誘って、バーベキュー大会をする
- みんなでワールドカップを応援する
- 15時のおやつの時間を設ける
5.中堅社員には部下をつける

人材を定着させる方法として、ちょっと意外なのは「部下をつける」という方法です。
人に教える、そして育てていくのは大変なことなのに、どうして社員が定着するのだろうと疑問に思う人もいるでしょう。
しかしながら、後輩への指導を任されることは、社員として上司の信頼を得ていることとなり、自信につながる人が多いのです。
「自分も先輩になったのだから、もっときちんとしなくちゃ」「後輩にとって、憧れの存在になれるように頑張ろう」などと、やる気スイッチがONになる人もいます。
特にこちらの効果を発揮するのが、中堅社員です。
社内の雰囲気や業務にも慣れてきて、だんだんと刺激が少ない毎日になってきたところに、新入社員という新たな風を吹かせることで、刺激のある毎日へと早変わり!
この刺激がプラスに作用すると、人材定着へとつながっていくと考えられます。
ここまでが、人材を定着させるために会社がすべきことです。
人材定着、人材育成は非常に難しいテーマであり、経営者1人でどうにかできることではありません。
実際に現場で働く社員の力も大きなポイントになってきますので、経営者や管理者の目の届かないところでも、的確に動いてくれる社員を育成することも重要です。
人材育成が成功している会社は、自然と人材が定着しやすい傾向にあり、両者は密接な関係にあると言えます。
ちなみに世の中には、人材育成をサポートしてくれる会社もありますので、外部の力を頼ってみるのも1つの方法かもしれませんね。
会社が手放したくない人材、5つの特徴

サラリーマンのみなさん。
入社したら、定年までずっと勤められるわけではありません。
近年、人口知能の導入によって大規模なリストラを検討している企業が、確実に増えています。
「自分は有名大学を卒業しているから、大丈夫」「上司から気に入られているから、自分はリストラをされないだろう」と根拠のない自信に安心しないようにしましょう。
ここからは、サラリーマンの人は必見!「会社が手放したくない人材、5つの特徴」をご紹介します。
仕事ができる、売り上げが良いという人だけを、会社が必要としているわけではありません。
では、いったいどのような特徴を持つ人が「重宝される人材」なのでしょうか?
特徴1.コミュニケーション能力が優れている

コミュニケーション能力が優れている人は、ジャンル・業界・職種問わず、会社に必要とされる人材です。
組織に属している以上、自分と波長が合う人とも、合わない人とも、きちんとコミュニケーションを図って業務を進めていく必要があります。
例えば数字管理のスキルに長けていても、他の人と一切コミュニケーションを図れなくて、意思の疎通が難しい人は、正直に申し上げて仕事を進めていくのが大変です。
数字管理のスキルについては、経験と実践で少しずつですが確実にスキルアップしていくことができますが、コミュニケーション能力をアップさせるのはとても難しい!
会社が社員に対して、性格を変えて欲しいとお願いできるはずもなく、コミュニケーション不足によって、周囲との溝が深まってしまうこともあります。
コミュニケーション能力が高い人にとって、人と話す・知らない人に話しかける・苦手な人ともそれなりに意志の疎通ができるというのは、もしかしたら当たり前なのかもしれません。
でも、他人とコミュニケーションを図ることに苦手意識が働いてしまう人にとっては、大問題です。
上記のことから、コミュニケーション能力が高い人は自然と会社の中でも中心人物となっていき、重宝される人材になるでしょう。
特徴2.責任感がある

会社に属している以上、最終的な責任は、会社の代表取締役である社長が取ります。
しかしながら、1つ1つの仕事に対しては、社員1人1人が責任を持って対応していくことになります。
「こんな面倒くさい仕事やりたくない」「飽きたから、別の仕事がいい」と言って、投げ出したり、手を抜いてしまうような無責任な人は、会社が必要とするわけがありません。
どんな業界・ジャンル・職種でも、働いている以上は「責任感」を持って取り組むことが、絶対条件です。
ごく当たり前のことですが、残念なことに自分の仕事に責任を持たないで、途中で投げ出してしまう社員がいるという話も聞きます。
仕事に対する責任、会社名を背負っているという責任、締め切りを守るという責任、いろんな責任が生まれる中で、やはり責任感のある人は会社にとって重宝される人材です。
特徴3.人を育てる素質がある

先ほどから人材育成の話をしていますが、何度語っても、何時間語っても答えが出ないくらい、人材育成は難しいものです。
性格もスキルも違う人を、会社のルールの中で育てていくわけですから、経営者1人では到底できることではありません。
そこで、会社に必要とされるのが「人を育てる素質のある人材」です。
極端な例えになりますが、売り上げがそれほどなくても、人を育てる能力に長けていて、人材の定着に一役買ってくれる人は、会社からも重宝される人材です。
特徴4.期日やルールをしっかり守る真面目さがある

信用を築き上げるのは時間がかかるけれども、信用が崩れるのは一瞬です。
どんなに仕事ができたとしても、会社のルールや納品日、提出物の締切日を守れない人は、あまり評価が高くありません。
仕事ができるできない以前に、社会人としての基本が備わっているかどうかが、とても大切です。
プライベートの予定と仕事の予定の責任の重さを、同じに考えてはいけません。
仕事の予定は抜けが無いように、しっかりと管理をしていくことが求められますし、期日や締切をきちんと守れる真面目さは、会社に重宝される人材であることは間違いありません。
特徴5.思考に柔軟性がある人

会社に重宝される人材になるためには、思考に柔軟性を持つ必要があります。
入社試験を受けている段階から「絶対にこの部署でなければやっていけない」「年収○○○万は譲れない」などと確固たるこだわりを持ち続けいると、会社側からは扱いづらい人間と思われてしまいます。
また思考の柔軟さは、日々の業務にも活かされます。
クライアントからの要望や期日の変更、デザインの訂正など、1つの仕事をこなしていく中で、修正や変更に柔軟に対応していかなければいけないこともあるでしょう。
自分のこだわりを全部譲る必要はなく、どれだけお互いに譲歩できるのかが、円滑に仕事を進めていく上ではとても重要になってくるのです。
自分の考えがしっかりとしているのは、素晴らしいことですが、柔軟性が無いと正直組織の中ではうまくやっていくことができません。
以上、会社が手放したくない人材の特徴をまとめてみました。
会社の顔色をうかがいながら毎日仕事をする必要はありませんが、会社に必要な人材になれるように努力していくことで、確実に人間としてのスキルもアップしていくはずです。
人材不足の時代だと言われる一方で、人口知能の発達により、大規模なリストラが当たり前のようにおこなわれる時代がすぐそこまで迫っています。
気を抜くことなく、会社にとって必要な人材になるためにはどうしたらよいのかを、自分なりに考えていきましょう。
人材の2文字は奥が深い!人材のまとめ

いかがでしたか?
今回は「人材」について、さまざまな角度からお伝えしました。
企業が人材不足の時代だからこそ、経営者や管理職の人たちは、真剣に人材育成や人材が企業に定着する方法を考えていかなければなりません。
答えの出ない永遠のテーマであるからこそ、毎日真摯に向き合っていくことが大切です。
また雇われる側の人は、自分が会社にとって必要な人材になるためには、どのような態度や気持ちで働けばよいのかを見直していきましょう。
慣れてきた時が、要注意です!
自分本位になっていないか、考えが凝り固まっていないか、後輩に八つ当たりをしていないかなど、働き方についてじっくりと考えてみる時間を確保してみてくださいね。