転職?独立?決断する時に知っておくべき!メリット・デメリット

独立

同期が転職をしたり、独立をすることが続いて、自分の将来も考えるようになった。

転職か、それとも独立すべきなのか、本気で迷っているという人は、少なくありません。

昔は、一度勤めた会社に定年まで勤め上げることが良しとされた時代もありましたが、最近は転職が特に珍しくない時代となりました。

また、個人事業主として独立・起業する人も、転職する人と同様にその数は増えています。

しかしながら、転職も独立も、簡単には決断できません。

そこで今回は「転職?独立?決断する時に知っておくべきポイント」と題して、ご紹介いたします。

「独立」か「転職」か。迷うタイミングはこんな時

独立のタイミング

現在の仕事が充実していて、楽しくてたまらないという人は、転職や独立に関してあまり考えないかもしれません。

仕事だけではなく恋愛に関しても、充実している時って、あまり他の人のことは考えられなくなりますよね。

さて、頭の中に「独立」や「転職」の2文字が浮かんでくるのは、いったいどのような時なのでしょうか?

  • 周囲が転職や独立起業をし始めた時
  • 現在の仕事に満足していない時
  • 結婚、家族が増えるなど人生の転機
  • 30代~40代、今後の人生を考えた時
  • 没頭したいことができた時
  • 転職情報サイトをたまたま目にした時
  • 給料アップを考えた時
  • 仕事がプライベートを圧迫し始めた時

このように、心の中に迷いが生まれたり、現状に満足していない時に、転職や独立に関して考えてしまう人が多いようです。

でも、頭の中にこれらの2文字が生まれたからと言って、すぐに実行に移す人はほとんどいないでしょう。

なぜなら、転職や独立・起業は、人生の大きな転機だからです。

守るべき家族がいる場合は、なかなか1人で決断できるわけもなく、長い時間迷ってもなかなか決断できないことも少なくありません。

次の項目では「独立」と「転職」について、さらに深く考えていきましょう。

独立と転職のメリット・デメリットを知ろう

独立のメリット・デメリット

「独立起業した友達が、毎日本当に楽しそうで羨ましい」「人生における仕事の進め方を考え直したい」と、独立起業や転職について考えることもあるでしょう。

人生のターニングポイントを考えるにあたって「独立」と「転職」の両者のメリット・デメリットについて、さらに詳しく考えていきましょう。

独立のメリット

  • 自分の夢を形にできる
  • 仕事のスケジュールを自分で組める
  • 組織に属さない気楽さ
  • 面倒な人間関係が無い
  • 好きなことや趣味を仕事にできることもある
  • 責任のある仕事ができる
  • やりがいがある
  • 新しい分野に挑戦できる

独立のデメリット

  • 場所・パソコン・人材など、独立起業にはお金がかかる
  • 事業がうまくいくとは限らない
  • 責任やプレッシャーが大きい
  • 準備が大変
  • 会社の後ろ盾がない

以上が「独立」のメリット・デメリットです。

個人事業主、経営者、独立起業というワードのイメージから、何となくかっこよさを感じる人も多いですが、現実はそんなに甘いものではありません。

順風満帆な経営のもと、巨額の富を手に入れられる経営者は、それほど多くはありません。

自宅にて1人で事業を始めるという場合はまだしも、場所や設備を揃えながら、従業員を雇って事業を始める場合は金銭・労力の面でも非常に負担が大きくなります。

次に、転職のメリット・デメリットについて、まとめてみました。

転職のメリット

  • 組織に属しながら、新しい分野に挑戦できる
  • 新しい人間関係を構築できる
  • キャリアアップが可能
  • 未経験の職種・業界にも低リスクで挑戦できる
  • 組織に守られているという安心感

転職のデメリット

  • またイチから人間関係を築く必要がある
  • 自由にできない
  • 転職活動が必要となる
  • 思い描いていた仕事内容と違う場合がある

以上が、転職のメリット・デメリットです。

転職を考える人は、2つのタイプに分かれます。

1つ目のタイプは、未経験の職種・業界に挑戦するために転職をするという人。

2つ目のタイプは、これまで築き上げてきたスキルや経験を活かして、スキルアップしていくための転職です。

独立起業も、転職もそれぞれの良さや、リスクがありますので、良く考えた上で人生の選択肢を考えてみてください。

独立と転職で迷った時。6つの決断ポイント!

独立の決断

独立と転職、どちらかを10秒で選んでくださいと言っても、そんな簡単に決められることではありません。

誰かに相談できるというありがたい環境が、全員にあるわけではなく、中には人生の大きな転機に1人で向き合わなければいけない状況になる人もいるでしょう。

そこで今回は、独立と転職で迷った時に確認すべき「6つの決断ポイント」について、確認していきましょう。

ぜひ、参考にしてくださいね。

1.十分な資金やつながりがあるのか

独立の資金とつながりは大丈夫?

会社という組織に属している時には、会社という場所があり、休みがあり、福利厚生がしっかりしているという環境が当たり前になっていることも少なくありません。

パソコンや電話、コピー機などの設備だけではなく、組織に属していることで、目には見えないものも、私達は自然と利用していることもお忘れなく!

例えば、会社に属している時には当たり前のように繋がっていた、取引先との関係です。

いくらあなたが取引先の担当者と良好な関係を築いていたとしても、その後ろには会社という大きな組織があることを覚えておかなければなりません。

あなたが当たり前のように業務を行えたのは、あくまでも会社がその環境を準備してくれていたからです。

前の担当者が築き上げた信頼、会社の知名度、信頼度があってこその環境だったということを、決して忘れてはいけないのです。

つまり、独立するということは、そのような環境をゼロから築き上げていくということです。

会社としての実績も経験もない会社に、取引先が簡単に任せてくれるはずはありません。

有名企業に勤めているほどに、信頼をゼロから築き上げることの厳しさを痛感することでしょう。個人の実力が痛いほどに試される独立は、よっぽどの覚悟がなければできないことなのです。

2.大きな責任とプレッシャーに打ち勝つ自信はあるのか

独立のプレッシャー

「独立する」「個人事業主として、仕事をしていく」と口で言うのは、とても簡単です。

しかしながら、組織から抜け出して1人で仕事をしていくことは、大きな責任とプレッシャーの中で取り組んでいくことにもつながります。

実際に独立してみると、きっと当たり前のことが、当たり前ではなかったということに気がつくはずです。

実際に独立起業した人に話を聞くと、このような不安責任を強く感じたようです。

  • 何でも1人でしなければいけないという、当たり前のことが怖くなった。
  • 社員の生活や人生が自分にのしかかってくる、責任の大きさを感じた。
  • 家族を養っていかなければいけないというプレッシャー
  • 融資を受けて、返していかなければいけないというプレッシャー
  • 仕事を任せてもらって嬉しい反面、必ず成功させなければ、この先仕事をもらえないという不安

このように、組織から抜け出して独立するということは、大きな責任とプレッシャーが付いて回るということです。

表向きは順風満帆に経営をおこなっている人でさえ、心の中では日々大きな責任とプレッシャーに打ち勝っています。

人に見せないだけで、責任の大きさに押しつぶされてしまう日もあるでしょう。

「経営者は孤独である」という人もいますが、確かにいざという時に周りに頼られたり、1人で何とかしなければいけない存在であるからこそ、独立の道は決して甘くないといわれるのでしょう。

3.これまで築いてきた人脈は本物?

独立に必要な人脈

取引先と良好な関係を築き上げてきたという自信があっても、いざ独立して、そのままの人間関係を引き続き活かせるわけではありません。

現在は比較的容易にアポイントメントが取れていたり、会社の現状を話してくれている幹部でも、独立後は容易にコミュニケーションが図れなくなるケースも少なくありません。

つまり、あなたではなく会社という組織に魅力を感じていたということです。

さて、あなたは独立後も、その価値をキープし続けることができるのでしょうか。

これまで築き上げてきた人脈は本物だったのかを、独立後に思い知らされるケースも少なくありません。

4.新しい分野や物事に対して勉強する気持ちはあるのか

独立の心構え

組織に属していると、自分が分からなくても他の人が何とかしてくれるのではないかという安心感があります。

しかしながら、独立起業後は、どうでしょう?

知らないことや未経験のことにぶち当たった場合には、自分で勉強をして理解した上で、仕事を進めていかなければなりません。

現状で満足してしまっては、経営者としても、個人事業主としても仕事がうまくいくはずがありません。

新しい分野や業界で勝負をしていくのだという覚悟が、必要となってくることを肝に銘じておきましょう。

5.周りの影響を受けているだけではないか

独立の影響

親しい友人が長年勤めた会社を辞めて、独立起業するという知らせを聞くと、何だか羨ましい気持ちになってしまうこともあるでしょう。

現状に満足しないで、チャレンジしていく気持ちが、たくましく映るものです。

同僚が相次いで退職・転職した場合も「本当に自分は、このままで良いのだろうか?」と考えるきっかけとなるはずです。

さて、あなたは周りの環境に流されてはいないでしょうか?

ちょっとうらやましくなり、独立の2文字が頭に浮かんできてしまったのではないでしょうか。

脱サラはかっこいい、起業という響きがいい、経営者はお金持ちというのは、あくまでもイメージであり、現実はそうとは限りません。

6.あなたの目標は、現状で叶えることはできないのか

独立の目標

独立を考えるにあたって、あなたは目標や夢を抱いていると思いますが、その夢は現状で叶えることはできないのでしょうか?

あなたが思い描いている目標や夢を、組織という中で叶えることができるのかどうかを、もう一度じっくりと考えてみましょう。

最近は、社内で起業や副業を認めている会社もあるので、一度社内規定をご覧になってはいかがでしょうか。

以上、独立と転職で迷った際の決断ポイントをご紹介しました。

人生のターニングポイントは、すぐに決断できないことだからこそ、じっくりと考える必要があります。

信頼できる人がいるならば、ぜひ相談してください。

しかしながら、1人で決断を下さなきゃいけない時や、誰かに相談する前に考えをまとめておきたい時などに、決断ポイントを参考にして吟味してみてくださいね。

独立するなら、こんな職種

独立するならこんな職種

独立といっても、いったいどのような職種で起業するのか分からないという人もいます。

さて、どのような職種だと独立・起業しやすいのでしょうか。

1.WEB・IT関係でスキルを活かせる職種

WEB・IT業界は個人の実力が重視される傾向があるので、実力と人脈があれば独立しても、十分にやっていくことができます。

例えば、このような職種です。

  • ウェブデザイナー
  • ITのプログラマー
  • イラストレーター
  • プロジェクトマネージャー
  • セールスエンジニア
  • ユーチューバ―
  • ブロガー
  • アフィリエイター

2.さまざまな分野でスキルを活かせる職種

これといった資格が無くても、身に付けたスキルを十分に活かして、独立できる職種もあります。

極端な言い方をすれば、個人のスキルが秀でていれば、会社という組織に属さなくても十分にやっていくことができます。

ただし、どこの誰かも分からない人に仕事を頼むことはないでしょうから、企業に属している間にそれなりの人脈を作り上げていく必要があります。

例えば、このような職種です。

  • ライター
  • デザイナー
  • カメラマン
  • ディレクター

3.教室関係の職種

「誰かに何かを教える」ということを、職業としている人も多いです。

自分で教室を開く場合、仕事のスケジュールも融通が利きやすいので、子育てをしながらや副業としておこなう人もいます。

例えば、このような職種です。

  • ピアノ講師
  • ダンスインストラクター
  • ジムトレーナー
  • 塾の講師
  • 家庭教師
  • 英会話教室の講師
  • 書道教師の講師

4.お店を開く職種

自分の店舗を持ち、切り盛りをしていく職種で、独立を考えていく人は非常に多いです。

未経験の分野に挑戦をして独立をするという人もいますが、ほとんどの場合は、組織に属して修行をして、その後タイミングを見て独立するというパターンです。

例えば、このような職種です。

  • 飲食店経営者(ラーメン・パン・居酒屋など)
  • 美容系店舗の経営者(美容室・マッサージ・ネイル・エステ・脱毛など)
  • 物品店の経営者(雑貨・スーパー・コンビニなど)

5.オーナー業

物件を所有していれば、オーナー業は誰でも行えます。

宅地建物取引士の資格を取得することによって、個人事業主としての開業も可能です。

以上、こちらでご紹介した職種は、ほんの一部です。

世の中には「こんなお仕事があるのか?」とビックリしてしまうような職種や業界がたくさんあります。

世の中に溢れている職種で独立するのは、ノウハウを学びやすく起業しやすいというメリットがある反面、ライバルが多いというデメリットもあります。

同業他社が少ない職業で独立をしたほうが、顧客を独占できるというメリットがありますが、信頼関係ありきです。

転職・独立の際には、人に相談することを忘れずに

独立前に相談が必要

組織を抜けて、1人でやっていくというのは、簡単なことではありません。

テレビ番組で起業家や、やり手の経営者のサクセスストーリーを目にする機会が多い昨今、良くも悪くも、一握りの成功者に親しみを感じやすくなってしまうのです。

もしかして、自分もできるかもしれない。

自分なら、何とか成功させることができるはずだ。

このように自分1人で考えていくと、独立をしても必ず成功するというストーリーを描きやすくなってしまうのです。

ですから、本気で転職と独立に迷っている時には、信頼できる人にきちんと相談をすることが大切です。

では、どのような人に相談をすれば良いのでしょうか。

まず、信頼できる人であることが最も重要です。

客観的にあなたを見て、良いことも悪いことも的確にアドバイスをしてくれるような人が良いでしょう。

独立を決断した人が知っておくべき情報

独立への決断

 「独立すると決断した」「迷っているが、ほぼ独立の方向で固まっている」という人に、是非とも知っておいて欲しい情報があります。

適切ではない表現かもしれませんが、独立・起業するときには「使えるものは、使っておくべし」と言えるでしょう。

独立するにあたって色々と調べていくうちに、きっと起業するにあたってプラスになる制度やサポートが見つかると思います。

あなたにとって有利になる制度を利用するためには、詳しく知っておかなければなりません。

ここでは、ほんの触り程度にご紹介しますので、興味がある方は改めてリサーチすることをおすすめします。

独立支援制度を使用するのも、1つの方法

独立支援制度

 「きちんと修行して、いつかは独立・開業を目指している」「自分のお店を構えることが夢だ」という人も多いはず。

飲食店業界で働く人にとって、独立・開業というのは大きな目標の1つであり、1度は頭に浮かんでくることではないでしょうか。

しかしながら、飲食店の独立・開業ほど、修業期間が大きく影響する業界もないでしょう。

調理技術や接客はもちろんのこと、不動産選び・資金繰り・衛生管理・保健所申請・経営・数字管理・販促など、学ぶべきことがたくさんあります。

最近では、求職者にとってとてもありがたいことに、独立支援制度を設けている飲食店が非常に増えてきました。

将来独立ができるように、店舗側がノウハウを教えてくれるという、働き手にとってとてもありがたい制度です。

独立支援制度のある飲食店に就職をして、修業期間をしっかり経た上で、独立・開業をするという人も少なくありません。

独立時には、日本政策金融公庫で融資を受けるのがおすすめ

独立時には日本政策金融公庫がオススメ

夢と希望だけで、独立は出来ません。

独立時には多額の資金が必要となり、むしろ資金繰りがうまくいかなければ、独立・開業も難しいと考えて下さい。

そこで、ぜひ知っておいて欲しいのが「日本政策金融公庫での融資」です。

日本政策金融公庫は、独立・創業期の資金調達の際に、せひご検討いただきたい融資制度です。

資金調達の際には、いくつかの融資機関を視野に入れていくでしょうが、正直銀行からの借り入れは難しいでしょう。

実績が無い状態でお金を貸すのは、どの金融機関だって怖いですものね。

しかしながら、日本政策金融公庫の融資は実績ではなく、会社としての将来性・事業計画書を元に判断してくれます。

無担保・無保証・固定金利で借り入れ可能なので、創業期の融資実行確率も比較的高いです。

独立・開業時には、日本政策金融公庫での融資を検討されてはいかがでしょうか。

独立のまとめ

独立のまとめいかがでしたか?

今回は「転職」と「独立」という2つの大きなキーワードを中心にお話をしました。

どちらの道を選ぼうとも、人生の大きなターニングポイントであることに変わりはありません。

一番の大きな違いは、組織という大きな後ろ楯に守られながら働いていくのか、それとも組織を出て自分のスキルやこれまで築き上げた実績や人脈を頼りにゼロから信頼を作り上げるのかというところです。

独立という2文字からは、なんだかかっこよさも感じますし、自分のペースで自由に働けるという良いイメージも付いて回ります。

しかしながら、現実はそんなに甘くはありません。

今回ご紹介した決断のポイントをよく見極めながら、人生の大きな選択をしていってください。