「テレビで脱サララーメン店主の特集を見て、羨ましくなった」「サラリーマンで一生を終えるのは、イヤだ」という人も少なくありません。
脱サラをして飲食店を開業したり、新しい仕事で独立したり、また農家になる人もいます。
しかしながら、憧れだけで脱サラが成功するわけがありません!
会社に属さないで、1人で経営をしていくのは、正直なところ難しいです。
そこで今回は「脱サラ」について、徹底的にリサーチしていきます。
情報集めが成功のカギとなるでしょう!
脱サラとは?

脱サラとは、脱サラリーマンの略称です。
会社に属して働き、お給料をもらって生活を成り立たせていくサラリーマンを辞めて、自分で独立開業して利益を出して、生活をしていくことを言います。
脱サラとは、もっと簡単に言えば、退職後にお店や事業を開始して、自分で経営をしていくということです。
脱サラ後に飲食店を始める人が多いイメージがありますが、業種に関しては、さまざまです!
飲食店・インターネット関係・販売・教室など、みなさん「これで生活を成り立たせていく」と決めたもので、脱サラ後の独立開業に取り組んでいます。
サラリーマンにとって憧れの言葉の1つでもある、脱サラ。
誰でも挑戦することができますが、誰でも成功するわけではありません。
独立開業をするということは、自分1人に大きな責任がのしかかってくるわけですし、経営をしていくわけですから、それなりの覚悟が必要なのです。
経験者に聞こう!脱サラを考えたきっかけ

あっさりと脱サラを決められる人は、ごく少数。
みなさん、頭の中に脱サラの3文字がよぎってから、何度も何度も考えを重ねて、脱サラを決意するに至っています。
そこで、脱サラ経験者に「私が脱サラを決意したきっかけ」を聞きました。
- 毎日遅くまで残業。納期に追われる毎日を過ごしていたら、からだを壊してしまった。
- 自分のペースで働きたい。もっと楽しみながら働きたいとの思いで、脱サラを決意!
- 頑張っても、不器用な自分は評価されず。要領よくこなして、上司に気に入られた人が勝ち進んでいく会社の風潮に嫌気がさした。
- 好きでもない仕事をしていたのは、家族のため。子供達も社会人になって、第二の人生をおくりたくなった。
- 震災をきっかけに会社の方向性が大きく変わった。正直、付いていけない部分があり、退職して自分で独立開業する道を選んだ。
- 脱サラの特集番組を見て、背中を後押しされた気がした。
- 長年の友人が脱サラをして人生を謳歌している姿を見て、感化された。
- お昼休憩に食べるラーメンが大好きだった。そのうち、好きな物を仕事にしたいという気持ちが大きくなり、脱サラをしてラーメン屋店主になった。
- 株とFXにハマってしまったところから、サラリーマンをするよりも、こちらに専念した方が稼げると思った。
- 最初は副業として始めた、フリーライターの仕事。自分でもビックリするくらいに稼げるようになっていき、今では自宅での執筆活動に専念している。
このように、脱サラを考えるきっかけは人それぞれです。
最初は「脱サラ=自由に働くことができる」という理想的なイメージばかりが先行しますが、情報を集めていけばいくほどに、脱サラ後の独立開業の厳しさにもぶち当たります。
きっかけが生じてから、決断に至るまで長い年月を要する人もいますし、途中まで行動を起こすけれども断念する人もいます。
いずれにしても、脱サラは簡単な道ではないことを理解しておきましょう。
脱サラのメリット・デメリット

さて、ここからは脱サラに関する「情報集め」に徹していきましょう。
決断をするのは、正直簡単なこと・・・「よし、脱サラするぞ!」と周囲の人に伝えて、退職届を提出すればよいだけですから。
でも、情報集めは意外と面倒な作業ですから、こちらではリサーチのお手伝いをさせていただきます。
脱サラのメリット

- 「好き」を仕事にできる
- サラリーマン時代よりも、自由が増える
- 経営を通して、新しい自分と出会える
- 自分の成長につながる
- 通勤ラッシュからの解放
- 理不尽な上司からは解放される
- 月収が自分の頑張り次第で増える
- サラリーマン時代には出会えなかったような人たちとの出会いが生まれる
- 1つの仕事を極められる
- 仕事に対するモチベーションがアップする
脱サラの最大のメリットは、自分が主導となって、仕事を進めていくことができる点です。
会社に属している以上は、直属の上司や会社の方針に従って業務を遂行していくのが基本ですが、独立開業後は自分がリーダーです。
サラリーマン時代には「本当にこうしたいのに・・・」と感じながらも、自分の考えや意見を押し殺さなければいけない環境で働いてきた人も、独立開業後には環境が一変!
経営者として、自分の考えのもとで会社を運営していくことになるのです。
そのような環境になると、自分で考えなければいけないことが、非常に多くなります。
コスト削減、人材育成、経営理念など、自分の考えのもとで進んでいくからこそ面白く、そして責任感がまずことでモチベーションアップにもつながるというわけです。
脱サラのデメリット

- 給料がもらえるという、収入上安定した環境ではなくなる
- 自身の責任が大きくなる
- 資金が必要
- 軌道に乗るまで、それなりの時間を要する。また、時間をかけても成功しないこともある
- 経営者としての孤独
- 確定申告が面倒
- 資金繰りに苦労する
脱サラして自由が増えるという大きなメリットがある反面、社会的に厳しいと感じる面も増えてきます。
最大のデメリットは、収入の保証が無くなるということです。
会社員時代はどんなに嫌な仕事でも、それなりにこなしていればお給料がもらえますし、体調が悪くても有休を使って休むこともできます。
でも、独立開業して、自分が経営者になった場合は状況が全く異なります。
自分で利益を出さない限り収入にはつながりませんし、休んだ分だけ収入が減ってしまうこともあります。
自由を手に入れた代償は、それなりに大きいものなので、脱サラして独立開業を考える時に迷ってしまう人がいるのも納得ができますよね。
脱サラを決意したあなたへ。最初の心構え

脱サラのメリット・デメリットをご紹介しましたが、少しずつ気持ちが固まってきた人もいるでしょう。
もちろん、まだ迷っているという人もいて、当然だと思います。
100%脱サラを決意した人、50%決意した人、10%決意した人、パーセンテージは違えども、最初に知っておくべき心構えがあります。
以下に、まとめてみました。
最初に知っておくべき。脱サラの心構え
- 後悔するのは簡単。突き進む気持ちが大事
- リスクを恐れていたら、何もできない
- 勢いで脱サラを決意するのは、命とり
- 仕事を辞める準備をきちんとする
- お金のあてを付ける
- 失敗談、デメリットこそ学ぶ
- 信頼できる人とのつながりを広げておく
- 準備こそ、成功の秘訣であると自覚する
- 世の中の流れにも敏感になる
上記でご紹介した心構えは、ごく当たり前のことをお伝えしているかもしれません。
しかしながら、転職ではなく、脱サラという道を選んだ直後は、気持ちが高揚して冷静に考えられない人も少なくありません。
「よし、絶対に成功させるぞ!」「家族のためにも、自分のためにも、確実に成功させなければならない」と意気込むばかりに、周りが見えなくなってしまうことも多いのです。
だからこそ、最初に知っておく心構えを、じっくりと心の中に浸透させましょう。
脱サラ成功!5つの秘訣とは

脱サラをするというのは、人生のビッグイベントです。
「脱サラは、人生最後の賭けだ」「脱サラは、男のロマン」と表現する人もいることから、脱サラによってその後の人生が大きく変わってしまうことは少なくないのです。
いったい、脱サラを成功させるためには、どのような秘訣があるのでしょうか?
秘訣1. 家族の了解を得る、応援してもらえたら最高

脱サラに限らず、転職や退職などは、家族の了解を得てから進めていく方が良いでしょう。
独身のうちは、自分の起こした行動の一つ一つが、ダイレクトに自分に跳ね返ってくるでしょうが、結婚して家族ができるとそうはいきません。
守るべき家族がいると幸せな空間や時間が大きくなるのと同時に、責任もとても大きくなります。
特に男性は自分の稼ぎで家族を養っているという人がほとんどなので、行動のすべてが家族に直接的に影響してしまうのは、致し方ないことです。
転職の場合は会社という組織に属するという根本的な勤務形態は変わらないため、比較的家族の理解も得られやすいでしょうが、脱サラの場合は簡単には理解を得られないケースが多いです。
脱サラというのは、独立するということであり、組織に属さないという状況になります。
何かあったときの保証がなくなる脱サラに対して、あまり良いイメージを抱けないという人もたくさんいるはずです。
転職と脱サラの大きな違いは、次のステップに進むときに多額の資金が必要になってくるところですし、
家族が不安になってしまうのも理解できます。
しかしながら、家族の許可や理解を得られないまま、独立開業の準備を進めるのは正直、厳しいでしょう。
手伝ってもらえることがたくさん出てくるでしょうし、何より家族の応援が大きな力になるはずです。
守るべき家族がいる時には、自分一人で脱サラを決めるのではなく、自分の決断が家族の生活や人生にも影響を与えることを忘れずに、家族に相談して理解を得ることをおすすめします。
その上、あなたの脱サラ・独立を家族が応援してくれたのなら、最高ですね。
秘訣2.何事も現実的に

脱サラ後の人生に夢と希望を抱くのは、モチベーションアップのためには必要なことです。
けれども、1年365日24時間夢と希望に浸っていては、経営は成り立ちません。
基本的に経営者は、良いことも悪いことも、現実をしっかりと受け止めていく必要があるのです。
秘訣3.他人の失敗体験を、自分に活かす

テレビや雑誌で特集されるのは、脱サラをして成功を勝ち取った人たちです。
脱サラをすれば、誰しも収入がアップするわけではありませんし、自由を手に入れて毎日が充実するとも限りません。
脱サラをして独立開業をするときには、努力をして脱サラ成功者の仲間入りを目指してください。
そのためには、成功体験談ばかりではなく、失敗体験談も積極的に聞きましょう。
脱サラ成功者と言われる人の中には、何度も何度も失敗をして、やっと成功の2文字を掴みとった人もいるでしょう。
「人の振り見て我が振り直 せ」という格言がありますが、本当にその通り!
自分がダメージを負わずして、今後につながる重要なポイントを他人の失敗により気が付けるのですから、有り難いことですよね。
失敗体験の中には、必ず成功への秘密が隠されていると信じて、いろんな人の話を聞いたり、情報を集めていきましょう。
それが、脱サラを成功させるための秘訣です。
秘訣4. 在職中の準備をしっかりと

脱サラを決意して、すぐに退職届を提出するのは、正直おすすめできません。
なぜなら、会社という組織に身を置きながら、脱サラをする準備を進めていただきたいからです。
今までは、会社員としての立場で組織に属してきた人も、脱サラを決意した後は「自分が経営者だったらどうするだろう」という立場で働いていくことも大切です。
事務的な処理はどのように進めているのか、人材育成をするにあたって気を付けること、独立後に役立つスキルは無いものかなど、脱サラ決意後は多方面・多角度から見ていくことができるでしょう。
また、資金集めの観点からもお話します。
正直、脱サラ直後はお金が出ていくことはあっても、お金が入ってくることは少なくなります。
脱サラ経験者の人の中には「毎月お金を頂けることが、こんなにも幸せなことだったなんて」という人もいるほどです。
働いてお金をいただくというサラリーマンから、働いてお金を作り出す起業家・経営者になるのは、そんなに簡単なことではないのです。
秘訣5.時代の流れやトレンドに敏感に

サラリーマン時代は、組織という塊で動いていたので、自分が分からなくても誰かが分かるから大丈夫と思っていた人もいるでしょう。
しかしながら、脱サラをして独立開業してからは、誰かに頼るのは、難しい環境になっていきます。
「何が何でも、成功させなきゃ」「生活のために、お店を繁盛させなければ!」と一生懸命取り組むのは素晴らしいことですが、時に周りが見えなくなって、的はずれな行動を起こしてしまう可能性もあります。
脱サラをしてからは世の中の動きやトレンドに敏感になり、それを今後の経営にどのように活かしていくのかを、しっかりと考えることが大切です。
大胆に仕掛けたつもりが、準備をしているうちにトレンドが過ぎ去ってしまったという残念な結末にならないようにしましょう。
以上「脱サラを成功に導く5つの秘訣」をご紹介しました。
勢いで脱サラを決断し、直感で準備を進めて、成功する確率はゼロではないですが、奇跡に近いでしょう。
確実に成功に導くためには、きちんとした心構えと準備が必要ですし、それらは経営者となる自分が率先して進めるべきことです。
脱サラ・独立開業におすすめの仕事

脱サラ・独立開業時におすすめの仕事をご紹介します。
すでに心の中で「絶対に○○をする」と決めている人もいるでしょうが、独立するということは、1つの業種に絞らず自由に選択肢を広げることができるということ!
可能性を広げるためにも、ぜひ参考にしてくださいね。
知名度OK!フランチャイズで独立開業

新聞の折り込みチラシや求人情報誌などで、よく見かける「フランチャイズ」というワード。
「脱サラ後に飲食店をオープンさせたいけど、ノウハウが全くない」「飲食店の経営のやり方を勉強したいという人には、フランチャイズ制度を利用しての独立・開業をおすすめします。
フランチャイズは本部のネームバリューを使っているので、最初から集客に期待ができますし、経営のノウハウも決められているので、初心者でも失敗しにくいというメリットがあります。
飲食店経営の勉強をしながら、お金を稼ぎたいという人には、とてもありがたい制度かもしれませんね。
けれども、フランチャイズ制度にはデメリットがあることもお忘れなく。
本部の経営理念は崩すことはできませんし、売価なども細かな規定が定められているところがほとんどなので、100%自分の好きなようにお店づくりをすることはできません。
脱サラ後は、自宅でインターネットビジネス

「自宅を拠点にして、仕事を進めたい」「インターネットを活用したビジネスをはじめたい」という人におすすめなのが、インターネットビジネスです。
インターネットビジネスと言っても、さまざまな仕事があるので、こちらでは代表的なものをいくつかご紹介します。
事務・ライター・デザインなど幅広い業種!クラウドワークス
基本的に自宅で作業をして、収入を得ることができる在宅ワークのサイトです。
事務系職種・アンケート・ロゴデザイン・ライティング・キャッチコピーのコンペ・文字起こしなど、多種多様な仕事があります。
利用者はクラウドワークスに登録をすれば、自ら仕事募集に応募することもできますし、企業からの直接スカウトを受けることも可能です。
クラウドワークス内では、仕事終了後に登録される評価や契約数をもとに、各ジャンルごとにランキングが定められているので、ランキング上位者は自然とスカウト数も増えていきます。
脱サラ後に自分のペースで仕事を進めたいという人に、おすすめの方法です。
クラウドワークス 公式サイトはこちら→ http://crowdworks.jp/
ネットショップを開設する
店舗を構えないので、比較的手軽に販売事業を始められると評判のネットショップ。
開業資金もそれほどかかりませんし、手軽に始められるというメリットがあります。
しかしながら、手軽に始められるだけあって、デメリットはライバルが多いということ!
インターネットで「子供服」と検索した人がいても、あなたが運営する子供服販売サイトが一番にヒットする可能性は、ほとんどありません。
なぜなら、ライバルがたくさんいるからです。
数あるライバル会社から自分のサイトにきてもらうためには、SEO対策をしてヒットしやすくしたり、サイトのコンテンツ内容の充実を図り、リピーターを増やしていくことが大切です。
無料でショッピングサイトを開設できるサイトもありますので、例え失敗に終わっても、莫大な借金を背負ってしまうリスクは少ないでしょう。
多数!脱サラ後は飲食店を開業

ラーメン店・パン屋・カフェ・食堂・タコ焼き屋・スムージーショップなど、脱サラ後に飲食店を独立・開業したいと考える人はたくさんいます。
長年チェーン店で社員として働いてきて、今度は自分の味を極めたい。
大好きなパンを自分で作って、販売するのが夢。
気軽に集える居酒屋を作りたい。
このように、脱サラ後に飲食店開業を目指す人はたくさんいます。
珍しくはないケースですが、全員がうまくいくとは限りませんし、お店の場所探し・厨房用品・材料調達など開業には資金が必要となります。
飲食店はうまくいけば、しっかりと稼ぎを得ることができますが、うまくいかなかった時の代償が大きな職種であると言えるでしょう。
脱サラ後は、不動産投資

少しずつですが、副業を認める会社も、増えてきました。
サラリーマンをしながら、アパート経営をして家賃収入を得ている人もいますし、脱サラをして不動産投資に専念する人もいます。
不動産投資の最大のメリットは、契約さえ結べば、安定した家賃収入が得られる点です。
入居者が決まれば、運営そのものには時間を取られないので、自分の自由な時間を確保しやすいのも魅力です。
物件購入時に退職金を使えば、銀行からの融資額を減らすことができますので、比較的晩年に脱サラする人が不動産投資を目指す人が多いです。
しかしながら、入居者がいなくなれば、収入が当然途絶えてしまうというリスクや、いきなり多額の修繕費がかかる可能性も否めません。
脱サラ後は、スキルを活かした仕事

脱サラ後に、自分のスキルを活かしてフリーランスとして働くのも1つの方法です。
ライター・デザイナー・カメラマンなどの職種は、これまでの実績や経験が活かされてくるので、在職中に幅広い人間関係を築くことができたら、独立も難しくはないでしょう。
仕事があれば、比較的自由なスケジュールで進めることができますが、仕事が無いときには営業をする必要があります。
デザイン会社に属している時は、営業担当者がいるのでデザインの作成に集中できたという人も、フリーランスになったら営業に時間を取られてしまったというケースも珍しくはないようです。
脱サラして、農家になる

脱サラをして、農家になる人も増えています。
実家が農家で跡を継ぐ人もいれば、新規就農者として田舎へ引っ越して農業を始める人もいます。
農家は儲からないというイメージがあるかもしれませんが、今は農家も儲かる時代です!
オシャレなイタリアン野菜を育てて、高級レストランに販売したり、自家製のジャムやデザートを作って道の駅で販売したりと、ただ野菜を育てるだけが農家の仕事ではありません。
誰にも聞けない!脱サラのリアル

脱サラに関して「こんなことを聞いてみたい!でも、誰に聞いたらいいの?」という質問をまとめてみました。
Q 脱サラは何才ころがちょうど良い?
脱サラに適した年齢は、何歳とは言い切ることができません。
正直、人によって脱サラを考えるタイミングも年齢も違うからです。
でもどちらかと言えば、40~50代のサラリーマンの方が脱サラを考えることが多いようです。
その理由は、2つあります。
1つは、脱サラをして独立開業するにはお金と時間がかかるので、金銭的にもプライベートの環境的にも落ち着いた40~50代くらいがちょうど良いのかもしれません。
在職中にお金をコツコツと貯めながら、子供達がある程度手のかからない年齢になった頃に、自分の長年の夢を叶えようと考える人が多いのです。
2つ目は、専門的な知識や経験が必要な職種での独立開業を希望しているのなら、出来るだけ経験値を高めるためにも、定年退職ギリギリまで会社で働くというのも方法の1つだからです。
もちろん、20~30代の若い世代の人も脱サラをしています。
資金調達さえ目処がつけば、全然オッケーでしょう。
若いうちに脱サラをして、例え失敗したとしても、やり直しができる年齢なのでチャレンジするには最適です。
Q 脱サラをして一番後悔したことはなに?
良いこともあれば、悪いこともあるのが、人生です。
脱サラ経験者に「脱サラをして一番後悔したことはなんですか?」と聞いたところ、以下のような答えが返ってきました。
- 収入が激減した
- 人との関わり合いが少なくなった気がする
- 収入が不安定なので、家族から心配される
- 意外と休みが取れない
- やらなければいけないことが多すぎて、困っている
- 同期が出世した知らせを聞いて、会社員に戻りたくなった
- 1人で頑張らなければいけない状況に、疲れた時があった
脱サラをしてみないと分からないこと、実際に経験しないと感じないことがあるのですね。
脱サラを考えている人は、経験者の本音を知っておくことが大切です。
脱サラのまとめ
いかがでしたか?
今回は「脱サラ」について、詳しくお話をしました。
サラリーマンを卒業して、独立開業や事業を始めるのは、そんなに簡単なことではありません。けれども、脱サラに夢があるのは確かなことです。
自由な働き方ができる、好きなことが仕事につながる、自分次第で収入が増えるなど、脱サラのメリットはたくさんありますが、それと共にデメリットがあることも忘れないでください。
脱サラを成功させるためには、事前の準備がとても大切です。
経営や人材育成に関する勉強をしつつ、事業を進めていく上での計画をしっかり立てて行きましょう。